陀羅尼助丸 効能・成分
元気な胃腸で
毎日の生活を幸せに
お酒の飲む機会が多い。
食事の後にもたれたり、胃がムカムカする。
脂っこい食べ物に食欲がわかない。
以前のように食べたり飲んだりできなくなってきた。
慢性的な便秘や軟便に悩んている。
そんな胃腸のトラブルでお悩み方には、銭谷小角堂の和漢胃腸薬「陀羅尼助丸」がおすすめです。
陀羅尼助丸の
効果・効能
効能・効果
食欲不振(食欲減退)、胃部・腹部膨満感、消化不良、胃弱、食べ過ぎ(過食)、飲み過ぎ(過飲)、胸やけ、もたれ(胃もたれ)、胸つかえ、はきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔い・悪酔のむかつき、嘔気、悪心)、嘔吐、整腸(便通を整える)、軟便、便秘
成分・分量本品1日量(90丸)中
オウバクエキス…1,000mg (原生薬として3,000mg)
ガジュツ末…500mg
ゲンノショウコ末…1,500mg
添加物としてデヒドロ酢酸塩を含有する。
用法・用量
1日3回、食前または食間に服用する。
(食間とは食後2~3時間後)
年齢 | 1回量 |
---|---|
大人(15才以上) | 30粒 |
11才以上 ~15才未満 | 20粒 |
8才以上~11才未満 | 15粒 |
5才以上~8才未満 | 10粒 |
5才未満の幼児 | 服用させない |
保管及び取り扱い上の注意
- (1) 小児の手の届かない所に保管すること。
- (2) 直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい場所に保管すること。
- (3) 誤用をさけ品質を保持するために、他の容器に入れかえないこと。
使用上の注意
次の人は服用前に医師または薬剤師に相談すること。
- (1)医師の治療を受けている人。
次の人は服用を中止して医師または薬剤師に相談すること
- (1)1ヶ月服用しても、症状の改善が見られない場合。
- (2) 直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい場所に保管すること。
- (3) 誤用をさけ品質を保持するために、他の容器に入れかえないこと。
通勤・通学に便利な携帯タイプ
ご家庭・職場の常備薬として
便利な大入りタイプ
陀羅尼助から陀羅尼助丸へ
役行者(えんのぎょうじゃ)によって伝えられた陀羅尼助は、オウバクを単独成分として板状に形成されたものでした。その特徴的な剤形は、のみ方に慣れが必要でしたが、長い歴史の中で、万人にのみやすい丸薬へと姿を変えました。これが陀羅尼助丸の始まりです。銭谷小角堂では、役行者によって伝えられた製法を伝承し、現在も板状製剤「陀羅尼助」を製造・販売しています。
胃腸薬の陀羅尼助丸と下痢止めの陀羅尼助[板]
陀羅尼助丸は第3類医薬品として、食欲不振や食べ過ぎ、二日酔い、便秘などに効く胃腸薬としてお使いください。生薬由来の陀羅尼助丸は胃腸に優しく効くので、毎日飲んでいただくこともできます。
陀羅尼助[板]は第2類医薬品として、薬効成分が強いため下痢止めとしてお使いいただけます。
胃腸の働きが弱っているなという時は陀羅尼助丸、下痢でピンチという状況のときは陀羅尼助[板]がお役に立ちます。
陀羅尼助丸の成分
オウバク(黄柏)
キハダ Phellodendron amurense(Rutaceae ミカン科)のコルク層を除いた樹皮から抽出した水性軟エキス。
- [来歴]
- 神農本草経以来用いられる漢薬の一種であるが、我が国でも古くから民間薬に利用されています。
- [適用]
- 苦味健胃薬ならびに整腸薬として用いられます。漢方では消炎性収れん薬として、胃腸炎、腹痛、下痢などの症状に用いられます。
- [特徴]
- オウバク(黄柏)の原料となるキハダは、高さ10~20mに成長する落葉広葉樹の高木です。土壌から吸い上げた水分を葉へと送る梅雨の時期に樹皮(内皮)を採取し、日干しにして乾燥させます。乾燥させた樹皮は胃腸薬の原料に使われるだけでなく、黄色染料として古くから人々の暮らしに溶け込んできました。
※オウバク(黄柏)は日本薬局方に収載されている生薬です。
ガジュツ (莪蒁)
ガジュツ Curcuma zedoaria(Zingiberaceae ショウガ科)の根茎を通例湯通ししたものです。
- [来歴]
- インドでは古来から薬用に供され、700年代に欧州に伝えられました。。
- [適用]
- 芳香性健胃薬として家庭薬などの原料に用いられます。
- [特徴]
- ガジュツ(莪蒁)の根茎は、冬の終わりから初夏にかけて大きく成長し、地上部(茎とその上にできる多数の葉)の高さは1~1m70cmに達する多年草です。ウコンのような見た目をしているものの、根茎の切り口は青色もしくは紫色をしています。乾燥させた根茎は整腸薬の原料として使われ、葉は刻んで湯船に入れられて楽しまれてきました。
※ガジュツ(莪蒁)は日本薬局方に収載されている生薬です。
ゲンノショウコ
ゲンノショウコ Geranium thunbergii(Geraniaceae フウロソウ科)の地上部です。
開花期直前にタンニンの含有が高くなるので、この時期のものを採集します。
- [来歴]
- 繁用される民間薬。古くから止しゃ薬として用いられてきました。
- [適用]
- 止しゃ・整腸剤として、また保健薬として用いられてきました。
- [特徴]
- ゲンノショウコは、日本各地の野山や草原で生育する多年草です。地上部(茎とその上にできる多数の葉)の高さは30~60cmほどに成長し、夏から秋にかけて花を咲かせます。花の色は東日本が白色、西日本は赤色や淡紅色が多く、生育する場所によって違いが見られますが、薬効に差異はないといわれています。
※ゲンノショウコ(現証拠)は日本薬局方に収載されている生薬です。